2017-04-12 第193回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
その中には、種々、研究成果があらわれているものもございますが、例えば、がんに関しましては、悪性脳腫瘍を、従来の外科的療法、化学的療法、放射線療法とは異なるウイルス療法という形で、ヘルペス性ウイルスを注入しまして、安全性と強力な抗腫瘍作用を有する画期的な治療法を今開発しているところでございます。
その中には、種々、研究成果があらわれているものもございますが、例えば、がんに関しましては、悪性脳腫瘍を、従来の外科的療法、化学的療法、放射線療法とは異なるウイルス療法という形で、ヘルペス性ウイルスを注入しまして、安全性と強力な抗腫瘍作用を有する画期的な治療法を今開発しているところでございます。
また、大豆食品は人間の健康維持のために非常によいとされてきましたが、近年、大豆の機能性、特に抗腫瘍作用、抗動脈硬化作用、カルシウムの代謝における骨形成作用等のメカニズムが判明し、世界各国でたんぱく質、フラボノイドや酵素等々の大豆中の機能成分の研究が進められております。日本人の長寿の主な要因は大豆食品であることが研究者の常識となってきております。
こういった無毒のもので、もし抗腫瘍作用を持つものがあれば、あるいはガン根治に向かって近づけるのではないかという考え方もあると思います。この方面の研究を一番やっておりますのは、日本が一番先に手をつけて、世界的に日本が非常に有名なわけでありますが、何と申しましても日本の研究者たちは十分な研究をするだけの研究費に恵まれておりません。